長いこと続くコロナ禍のせいで、マラソン大会へのエントリーもできず、なかなか走るモチベーションが上がらないわけですが、新しいシューズでも買ってモチベーションを上げようかと思い「アシックス東京銀座」店へ。
お店の入り口の階段を上がると、正面にたくさんのカラフルなシューズがディスプレイされていますが、お店の入り口すぐにあった広告とシューズがふと目に留まりました。
『シューズが、コーチになる。』というコピーに興味をそそられます。
早速、店員さんに話を聞いてみたところ、
・シューズにセンサーを入れる
・センサーが走りを計測
・計測データをリアルタイムでスマホに連携
・データを解析し、改善ポイントを算出
・リアルタイムで音声によるフィードバック
みたいな特徴のようで、まさに『シューズが、コーチになる』ようです。
ってなわけで、シューズというよりは新しいオモチャが欲しくなっちゃった、みたいな感じで、カラフルな他のシューズたちには目もくれずにコチラの「EVORIDE ORPHE」（36,300円）に即決。
前回の「METARIDE」を購入した時と同じく、株主優待券を利用し30%OFFで購入し、アゲアゲで帰宅。
両足用のセンサーとUSBの充電コード（写真右）
それからアプリをダウンロード、インストールして、試しにシューズのセンサーと接続。
って、ここまで準備するとサスガに走ってみたくなっちゃったので、アプリを起動、Bluetoothのイヤホンをセットして、サクッと皇居を一周走ってみました。
走っていると、1分おきに「走った距離」に加えて、左右それぞれの足の「解析結果と改善ポイント」として『左足は着地時の衝撃が大きいので、骨盤を前に出すことを意識して走りましょう』みたいな感じで割と具体的なフィードバックを音声で伝えてくれます。
で、言われたことを意識して走っても、なかなか改善せずに、また1分後に同じことを言われて、さらに修正してみると、アドバイスが変わったりして、でも1分後には元のアドバイスに戻ってまた修正して、、、、
みたいなことを繰り返してると、なんだか自分の普段の走りが分からなくなってきちゃいます苦笑
そんなこんなで、自分の走りを見失いながらも、ゆっくりジョギングペースで皇居を1周走って、アプリで結果を確認してみます。
「右足」と「左足」で少し違うようですね。
確かに長距離とかを走ると、左足が先に痛くなりがちです。
まだまだ改善余地（伸びしろ）がありますね。
左右それぞれの足にフィードバックを貰えるのも良い感じ。
それにしても見事なヒールストライク（かかと着地）ですね苦笑
しかし皇居1周ちょっとで、5.61kmという距離が気になったので、いつものGARMINの計測結果と比較。
皇居1周の距離（約5km）を考えると、さすがにGARMINの方が正確だと思います。
（まぁアシックスの結果はスマホのGPSの精度によるものだと思いますけど）
というわけで、走りを評価してくれた「EVORIDE ORPHE」を評価してみます(笑)
◆メリット
・さすがに両足にセンサーが付いているので、かなり詳細な計測結果とそれに基づく分析結果と十分なフィードバック
・それらのフィードバックを提供してくれるアプリが見やすくて使いやすい
・シューズ自体もクッションが良く走りやすい（これは新品だからが大きそう）
◆デメリット
・センサーの電波が弱いのか、かなり近付けないとスマホと繋がりにくい
・センサーを充電するときの中敷きの取り外しが割と面倒（連続稼働時間はMAX7時間とのこと）
・GARMINに比べるとGPSの精度が低い（これはスマホの精度の問題っぽいけど）
と、メリデメをそれぞれ書きましたが、総じて言うと満足のいく計測結果とフィードバックが得られるし、何よりも新しいオモチャは楽しいので、メリットの方がかなり大きく、俄然アリだと思います。
さらに言えば『ヒールストライクからミッドフットに挑戦したい』や『膝や足首を痛めやすいのでプロネーション角度を改善したい』みたいなランナーにとっては、現時点においては、これ以上のオモチャはないでしょうから、自分も含めて、そういった人にはオススメです。
とはいえ、1分おきのアドバイスは、正直、混乱するので、次回以降はイヤホン”ナシ”で利用したいと思います。
また、普通のジョギングの時は普通のシューズを利用し、定期的に「EVORIDE ORPHE」で計測してみる、という使い方が良さそうな気がしています。
（ってことは結局、また新しいシューズを買わなければ、、、汗）
今後も何回か使ってみて新しい気付きなどあればUPDATEしていきたいと思います。
アシックス東京銀座
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