やっぱり好きです「香川 一福 神田店」

『うどんの食べ比べ』をテーマに、先日訪問した「丸香」との違いを楽しもうと、ゴールデンウィークの真っ只中でも営業してくれていた「香川 一福 神田店」でランチ。

こちらも「丸香」と同じく「う」「ど」「ん」の暖簾。

緊急事態宣言中のGW、かつ、オフィス街の神田、ということで、街にはほとんど人が歩いてなかったのですが、ここ「香川 一福 神田店」にはちょっとした行列ができてました。

まぁいつもと比べると少なく、お店の外に4~5人が並んでいる程度でしたが、それでも絶え間なく来客があり、さすがの人気店ですね。

並んでいる間に、お店の外に貼り出されているメニューを眺めます。
(行列のできるお店で、お店の外にメニューとかが貼り出されているのって、何気にかなり有難いんですよね)

メニュー表(その1:うどん)
メニュー表(その2:トッピング、天ぷら、その他)

コチラのお店は、和食のミシュラン店「しのはら」監修の「肉うどん」(前回「肉うどん」を食べた時の記事)、それからフレンチのミシュラン店「北島亭」監修の「カレーうどん」が超絶に美味しいのですが、今回は食べ比べ、ということなので、先日の「丸香」同様、「かけ(温)」(460円)、「しょうゆ(冷)」(460円)、「とり天」(120円)にします。

お店に入って、券売機でそれぞれの食券を購入します。

コチラの券売機、はじめに麺の量を「小」、「中」、「大」から選んでから、うどんの種類を選択するので、初めてだとちょっと戸惑う人が少なくないようで要注意です。

壁沿いのカウンター席に案内してくれた店員さんに食券を渡すと『うどん2種類は別々にお持ちしますか?』と聞いてくれたので『暖かいのを先に、その後に冷たいのでお願いします』と伝えて着席。

待つこと3~4分、まずは「かけ(温)」と「とり天」の登場。

まさに「かけ(温)」(460円)という感じのシンプルなうどん。
「とり天」(120円)は『安いなぁ』と思ってたら1つなんですね。
(「丸香」は2つで280円だったので)

「かけ(温)」ですが、「丸香」に比べると、出汁がちょっと濁ってるし、麺が雑に盛られてるし、っていう感じで、見た目は「丸香」の方が良い感じ。

まぁ見た目はともかく味なので、まずはお出汁をいただいてみると、「丸香」よりもイリコ出汁が強く、コチラの方が好みです。

麺は細目でちょっと柔らかく感じますが、モチモチでしっかりとコシがあり、シンプルに美味しい。

「とり天」はまぁ普通な感じで、サクッとした衣、お肉のジューシーさで、完全に「丸香」の方が美味しかったですね。

とはいえ、まぁ普通に美味しく、1~2分でペロリと完食。

食べ終わって、2~3分すると「しょうゆ(冷)」の登場。

「しょうゆ(冷)」(460円)
コチラは綺麗に盛られてて見た目もGOOD。

コチラの醤油は『青唐辛子が入っててピリ辛なので、辛いのが苦手でしたら備え付けの「薄口醬油」を使ってくださいね』との店員さんのアドバイス。

備え付けの「ゴマ」、「薄口醤油」、「しょうが」など。

まぁ辛いのは問題ないので、大根おろしと青唐辛子醤油をかけて「しょうゆ(冷)」を実食。

当たり前ですが、「かけ(温)」よりも強いコシですが、麺が細目ということもあり『すごくバランスが良いコシ』という印象で、これはサイコーに美味しい。

青唐辛子ですが、個人的には嫌いじゃない味なんですが、うどん(小麦)の風味を感じにくくなり、ちょっともったいない感じなので、やっぱり「薄口醤油」の方が良かったかもなぁ、という印象。

とはいえとはいえ、とにかく麺のコシがヤバイくらいに好きな感じで、コチラも1分くらいであっという間に完食。

「丸香」、「一福」どちらも超絶に美味しいレベルなわけですが、強いて比べて評価するならば、
「かけ(温)」は、見た目、麺とのバランスから「丸香」がちょい勝ち、
「とり天」は、肉のジューシーさ、衣の感じから「丸香」の圧勝、
「しょうゆ(冷)」は、青唐辛子醤油はさておき、麺のコシがサイコー過ぎて「一福」の勝ち、
という感じでしたが、結局「一福」も大好きなので再訪マストです。
(当たり前ですが、あくまでも個人的な好みによる主観なので、悪しからず)

なかなか楽しかったので、次は「麺匠 釜善」に行ってみようと思います。

ご馳走様でした。

訪問時の食べログ★3.71

香川 一福 神田店
東京都千代田区内神田1-18-11 東京ロイヤルプラザ102
03-5577-3644