カツログ「かつ吉」@丸の内:美味しいとんかつの記録

総合評価:★★★★★

本日は丸の内に用事があったので、新丸ビルの「かつ吉」に10年以上ぶりくらいにランチで訪問(久)

こちらのお店は都内に4店舗あり、『高級なチェーン店』みたいな勝手なイメージがありましたが、実は「ご馳走を提供するとんかつ料理店」として、50年以上の歴史を持つ老舗のようです。

そして、この「かつ吉」の卒業生の多くも活躍されているようで、先日訪問した秋葉原の超人気店「丸五」もこちらで修行されてから独立されたようで、なんとなく期待が高まります。

お昼のメニュー表の「ロースかつ定食」の(上)と(特上)の違いは、それぞれ150g、180g、どちらも国内銘柄豚を使用している、とのことでしたが、ボリュームだけでなく良質なお肉であろう期待も込めて「ロースかつ定食(特上)」(3,000円)を注文。

ちなみに、お得なランチメニューは銘柄豚ではないようなので、要注意ですね。
(最近だと輸入豚でも柔らかかったりはしますが、脂の甘みと赤身の旨みは銘柄豚が別格です)

はじめに、サラダ(≒キャベツ)が大きめのボールで出てきて、小皿に取り分けて、ドレッシングをかけて食べます。

このサラダが、細切りのキャベツに海藻やキュウリの食感が加わり、濃いめの醤油味のドレッシングをかけて食べると抜群に美味しい。

しかもお代わり無料なので、トンカツが来る前にお腹がいっぱいにならないよう注意が必要です!

そして、注文から待つこと15分くらい。

低温でじっくり揚げられた美しい「ロースかつ定食(特上)」(3,000円)が登場。

サシの入った脂身ととほんのりピンク色の赤身、そこから溢れる肉汁が薄めのキツネ色の衣を纏っていて、コレ絶対ウマイやつやん!

真ん中のお肉の脂身の方から一口パクリ。

「サクッ♪ジュワ♪ふわぁ~♪」

薄い衣を感じた直後、甘みと旨みと柔らかさとジューシーさが一気に押し寄せてきて、もう「幸せっ♪」の一言。

天然塩と特製ソース以外にも、特製三味ダレ(おろしポン酢、ネギ塩、わさび醤油)が付いているので、それぞれ少しずつ試してみたところ、どれも美味しいけど、まぁ、天然塩と特製ソースが抜けてますね。

あとは、お漬物やもずく酢、なめこの赤出汁も問題なく美味しい。

メインのトンカツがメチャクチャ美味しいことに加え、キャベツ(≒サラダ)、赤出汁、お漬物、もずく酢、特製三味ダレ、とどれも文句なく、「トンカツ定食」としてはカンペキなのではないでしょうか?

お肉のボリュームが180gで「ロースかつ定食(特上)」(3,000円)というのは割と高いお値段なわけですが、定食としての完成度(トンカツ以外も素晴らしい)、新丸ビルという立地(家賃高い)、お店の雰囲気(コダワリもあり一人当たりの席もゆったり)を考えると、コスパとしても十分に満足できます。
(もともと300gとかのボリューミーなトンカツはオッサンにはキツかったりもするので苦笑)

というわけで、2021年最初の5つ星★★★★★は「かつ吉」の「ロースかつ定食(特上)」(3,000円)(祝)

『高級なチェーン店』というちょっとネガティブなイメージでしたが、良い意味で完全に裏切ってもらえて大感謝です!

便利な場所ということもあり再訪マスト。

ご馳走様でした。

訪問時の食べログ★3.74

かつ吉 新丸ビル店
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング5F
03-3211-6655

新丸ビルがオープンした時から5階に店を構え続ける老舗の「かつ吉」。
トンカツはもちろん、周りを囲む品々も美しく、カンペキな「トンカツ定食」♪
サシの入った脂身と、ほんのりピンク色の赤身から、溢れ出す肉汁(旨)
個人的に大好きな岩中豚を中心に、時々で美味しい国内の銘柄豚を厳選して使用(嬉)
大きめのボウルに盛られたキャベツ(≒サラダ)は、濃いめの醤油ドレッシングとの相性抜群なので、食べ過ぎに要注意!
石川県は輪島の天然塩に、オリジナルのソース(甘口と辛口)。
メニュー表。カツ丼:有、カツカレー:有。写真のお昼メニューには記載がないですが、別のメニューには冷やしカツ丼など、季節によって異なるカツ丼や辛口カレーもあるようです。