第1回神田カレーグランプリ優勝の欧風カレーの名店「ボンディ」

神保町でカレーと言えば真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?欧風カレーの名店「ボンディ」。
今回は「ボンディ 神田小川町店」に行ったのですが、こちらのお店が、記念すべき神田カレーグランプリの第1回の優勝店だったようですね。知りませんでした(恥)
お店は神保町駅から駿河台下の交差点に向かい、そこから竹橋方面に向かったちょっと分かりにくいところにありますが、超有名店だけに情報はいくらでもあるので問題なしですね。
13時過ぎだったので大丈夫だろうと甘く考えていましたが、お店に到着すると、階段には7人ほどの行列(待)
しかし、入れ替わりのタイミングだったのでしょうか、5分も経たないうちに、お席に案内されました(嬉)
メニュー表をチラ見し、迷うことなく人気No1の「チキンカレー」(1,500円)を中辛で注文。
注文後、早速、ゆでたジャガイモが2つ出てきます。
初めて「ボンディ」に来た時には「コレどうするの?」とちょっと驚きましたが、いつの間にか、1つはカレーを待っている間にじゃがバターとして、もう1つはカレーに入れて食べる、というのが自分の中では定着しています。
ちなみに、不思議に思う人も多いこのジャガイモがはじめに出てくる理由は3つあるようです。
①美味しいカレーを作るため:ボンディのカレーは様々な野菜・フルーツ・スパイスから作られていますが、実はジャガイモは入っていないんです。これはジャガイモの水分が、ボンディが理想とするカレーの邪魔になるからだそうです。でも、カレーと言えばジャガイモは必須と考える人も少なくないわけなので、別皿で提供するに至ったようです。
②カレーの価値を高めるため:コース料理のように1皿目を提供することで、周辺のカレー屋さんの2倍くらいの価格に納得感を持たせるため、オープン当時から提供しているものだそうです。
③お腹いっぱいになってもらうため:これはそのままですね。初めにジャガイモを2つ食べてお腹いっぱいになってしまい、カレーを残して帰る残念な人にならないよう気を付けましょう(笑)
そうこうしている間に、グレービーボートにたっぷりの「チキンカレー」とまばらにチーズの載った「ライス」が登場。
皮を剥いたジャガイモ1つと福神漬けを「ライス」にのせ、そこに「チキンカレー」をドバドバとかけて、早速、カレーライスをパクリ。
旨い!ソースのコクと甘みがたっぷりで、それでいてスパイスも効いていて、まさに日本人が日本人のために作った欧風カレー、という感じ!(ドンナ感じダヨ!?苦笑)
そしてチキンは、強めにしっかりと味付けされ、たっぷりの油でカリッとソテーされていて、メチャクチャ美味しい。(「カレーノトリコ」のチキンと同じ最高レベル)
甘み、旨み、スパイス、チキンの塩気、抜群にバランスの良いカレーで、あっという間に完食。
神田カレーグランプリの第1回優勝店、そして、相変わらずの大人気の行列店というのも納得のランチでした。再訪マストです。
ご馳走様でした。

訪問時の食べログ★3.60

欧風カレー ボンディ 神田小川町店
東京都千代田区神田小川町3-9 AS ONE 神田小川町 2F
03-3295-5709

駿河台下の交差点から竹橋方面に向かい、小道に入ってすぐのビルの2階にある「ボンディ」。
大きなチキンがゴロゴロしている人気No1の「チキンカレー」(1,500円)。
ジャガイモ1つと福神漬けをのせた美味しそうな「チキンカレー」。
左から福神漬け、ラッキョウ、干しぶどうが置いてあります。
メニュー表にも「チキンカレー」に堂々と人気No1との記載。