カツログ「君に、揚げる。」@稲荷町:美味しいとんかつの記録

総合評価:★★★★☆

東京メトロ銀座線「稲荷町駅」から歩いて2~3分の「君に、揚げる。」に初訪問♪

店名もユニークですが、群馬県の「嬉嬉豚(うれうれぶた)」という珍しい銘柄豚を使用しているということもあり、ずっと気になってました。

11時40分ごろにお店に到着。
まずはタッチパネル式の券売機で食券を購入するようです。

店員さんに『オススメのロースは?』と聞いたところ、厨房からご主人が『今日は珍しく35日間熟成したリブロースが3人分あって、脂の甘みと旨みがしっかりしていてオススメです』みたいな話をしてくれたので、『一番高いヤツやん(貧)』と思いながらも「リブロース定食」(2,800円)の食券を購入。
「キャベツ大盛無料」ボタンもあったので、ついでに押しておきました。

ちょうど1席空いていたカウンターに案内され着席。

カウンターの目の前に厨房があり、ご主人の丁寧でテキパキした仕事っぷりが良く見えて期待が高まります。
特に、熟成で寝ていた豚肉を起こすかのように「パン、パン」と店内に響き渡るくらいに手のひらで叩いたり、パン粉の湿度を細かく確認してはたまに霧吹きで水分を補ったり、程よく揚げの状態をチェックしたり、と見てて気持ち良い感じです。

そうこうしている間、10分程度で「リブロース定食」の登場。

まず驚くのは「キャベツ」の量。(大盛にしてちょっと後悔するレベル)

そしてすぐに豚肉の断面チェック。

こんがりきつね色の衣の中に、しっかりした脂身とほんのりピンク色の赤身とが、ジューシーな肉汁で輝いて見えます。
ぱっと見、もはやアート。

早速、真ん中のお肉の脂身の方、上半分をパクリ。
『あまーーーーーい!』

そして赤身もしっかりした下半分をパクリ。
『うまーーーーーい!』

特に赤身の旨みと香りの良さが、豚の熟成肉って食べたことなかったと思うけど熟成肉ならでは、という印象でメチャクチャ美味しい。

しかし、少しスジを感じちゃいます。
もったいない。

ソースに加えて、岩塩、わさび、生姜の3種類が付いてきたので、わさび、生姜には備え付けの「土佐醤油」をかけてそれぞれ試しましたが、割と甘めのソースはもちろん、生姜醤油がなかなかに美味しく、しっかり甘いソース、たまにさっぱり生姜醤油という感じで食べていきます。

が、キャベツが多すぎてなかなか減らない。。。

トンカツを一口食べたら、キャベツを2~3回掻き込む、みたいな感じで、正直、「キャベツ大盛無料」は失敗でしたが、なんとか完食。
(残せば良いかもですが、貧乏性なのでそれはできない)

メインのトンカツはメチャクチャ美味しく、豚汁も普通に美味しく、量は別としてもキャベツも美味しく、すごく迷いましたが、やはりスジが残念だったので、ちょいと厳しめな気もしますが、今回は星4つ★★★★!

とはいえ、メチャクチャ美味しかったし、「特上ロースとんかつ定食」(1,500円)とかもコスパ良さそうで次回試してみたいので、ほぼないとは思うけど稲荷町あたりに行く機会があれば、再訪マストですね。
もちろん「キャベツ大盛」はナシで苦笑

ご馳走様でした。

訪問時の食べログ★3.47

「君に、揚げる。」(極)
東京都台東区松が谷1-4-6-103 ライオンズマンション上野松が谷
03-5830-6850

東京メトロ銀座線「稲荷町駅」から浅草方面に向かって歩くと2~3分で到着。
たぶん、上野駅から歩いても10分かからないと思います。
「リブロース定食」(2,800円)
正直、後悔した「キャベツ大盛」。
トンカツが小さく見えますが、いいえ、キャベツがデカ過ぎるんです苦笑
しっかりした衣を纏った美し過ぎるお肉。
アートですね。
甘めのソース(一番左)
キャベツでお世話になったドレッシング(左から二番目)
生姜にかけるとなかなかサイコーだった土佐醤油(右から二番目)
メニュー表。カツ丼:有、カツカレー:無。
メニューらしきメニューが見当たらなかったので、お店の外の看板で失礼。
お弁当の「カツ丼」(500円)も人気のようで、すぐに売り切れてました。