カツログ「東京とんかつ がぶう」@上野広小路・御徒町:美味しいとんかつの記録

総合評価:★★★★★

2025年も6月になってしまいましたが、今更ながら今年初のカツログで訪れたのは、西荻窪の超有名なとんかつ屋さん「けい太」出身のシェフが2025年4月末に上野広小路にOPENした「東京とんかつ がぶう」。

「中央通り」と「アメ横通」の間にある「上野中通り」近くの新しいビルの地下1階にOPENした「東京とんかつ がぶう」。
この周辺には「とんかつ 山家(ヤマベ)」(※1)や「とんかつ 八亭」(※2)、少し離れた場所には「ぽん多 本家」(※3)などの有名店が立ち並ぶ、まさにとんかつ激戦区に満を持してOPENしたわけで、その自身の表れに勝手に期待が高まりますw。
(※1)カツログ「とんかつ 山家」@上野:美味しいとんかつの記録(2021/4/16)
(※2)カツログ「とん八亭」@上野:美味しいとんかつの記録(2021/5/13)
(※3)カツログ「ぽん多 本家」@御徒町:美味しいとんかつの記録(2021/4/22)
階段を降りると、ドアにFREE Wi-FiのIDとPWが貼ってあります。
地下1階の店内は電波が弱かったので有難い。
お店に入ってすぐ左手にあるキャッシュレス専用の券売機でメニューをCHECK。
とんかつのメニューは「ロース」と「ヒレ」のそれぞれに「特上」と「上」の全4種類から選ぶ感じ。
まずは「特上ロースかつ」。全て「売切」(泣)。。。
というわけで「上ロースかつ」のページを開いて、「上ロース まる豚」(3,278円)を購入。
店内はコの字のカウンター17席と、ゆとりのあるOPENキッチン。天井の高さやカウンターの奥行、隣の席との間隔や座席の後ろなどなど全体的に空間にゆとりがあるし、色調や照明もオシャレな雰囲気のステキなお店。
着席と同時に出てきた「お漬物のマヨネーズ和え」がビールのオツマミになってGOOD。
と思ってたら、『キャベツを先にお持ちしましょうか?』と聞かれたのでお願いし、席にある「黒トリュフのドレッシング」をかけて食べると、コレが本当にウマ過ぎてビールをお代わり♪
低温の油でじっくり揚げていることもあり、着席から20分くらいかかって「上ロース まる豚」(3,278円)の到着♪
羽釜で炊いたご飯は山形県産の「つや姫」で炊き加減カンペキ!シンプルな赤出汁もGOOD。
そして見てください!ほのかなピンク色の赤身のしっとり感と、その上に溢れ出る肉汁のジューシー感が素晴らしい、カンペキな揚げ加減の美しいトンカツの断面!
そして少しも剝がれることなく貼り付いた薄い衣、上部の脂身には細かいスジ切などの丁寧な仕事も見えます。右側には特に脂身の多い部分が別に提供されています。

まずは、左側のお肉の脂身の方から一口パクリ。
サクッと薄い衣の後に、ジュワッとした脂身の甘み、柔らかくてしっとりジューシーな赤身の旨みと豚肉の香り、ほのかな下味でカンペキで、『もう普通のとんかつには戻れない』という強気なお店のコピーも頷ける、一瞬で星5つ★★★★★と分かる凄いヤツ。
右側に配置された脂身部分は、わさび醤油との相性が素晴らしく、ちょっとサッパリする感じもGOOD。
とはいえ、大好きなソースと辛子で、ご飯がガンガンススんでしまい、珍しくライスをお代わり♪ついでにキャベツもお代わり♪
ってな感じでそのままペロリと完食し、一口目の印象通り、文句なしの星5つ★★★★★。
サイコーに美味しかったし、絶対に「特上ロースかつ」を食べたいし、すぐに行列店になること間違いなさそうなので、近いうちに再訪マスト。
いやぁー、とんかつって素晴らしいなぁー♪

ご馳走様でした。

訪問時の食べログ★3.56
東京とんかつ がぶう
東京都台東区上野4-6-4 OGSⅡ B1F
080-3725-0734(※予約不可)