joglog_Run For Peace「平和を考える」

ロシアがウクライナ侵攻を開始してから1週間以上が経ってしまいました。
当事者であるウクライナはもちろん、ロシアにとっても長い一週間であろうことは想像に難くないわけですが、もちろん自分自身は当事者ではないだけに『気付けば一週間が経っていた』というのが正直な感想。

それはそれでどうかと思うので、少なくともこの悲劇を自分の頭にとどめながら過ごせるよう、今回の紛争の両国と日本の過去の歴史に関連する場所を巡りながら、改めて「平和を考える」コース。

いつものように「SAP OTEMACHI(スパ大手町)」をスタートし、
「靖国神社」
  ↓
「防衛省」
  ↓
「新国立競技場」
  ↓
「ウクライナ大使館」
  ↓
「ロシア大使館」
  ↓
「皇居」
  ↓
「SPA OTEMACHI(スパ大手町)」
に戻る約15km。
(スパ大手町に関する記事はコチラ

まずは「靖国神社」。
いろいろな意見はありますが、日本の未来のために戦ったり、その戦争に巻き込まれたりで、日本だけでなく多くの国で多くの命が失われた時代があったわけですが、その歴史の延長線上に自分や家族の存在がある、と改めて考えさせてくれる場所。
そのまま市ヶ谷にある「防衛省」。
今回の紛争のように将来的に日本が当事国になった場合、『どこまでの防衛できるのか?』については未知数で不明のままですが『なるようになるしかないんだろうな』と改めて考えさせられる場所。
そして千駄ヶ谷の「新国立競技場」。
半年ちょっとくらい前に「平和の祭典」である「東京オリンピック」の熱狂の舞台の中心だったわけで、当時は半年後に今回の紛争が勃発するとは夢にも思ってなく、『今の平和が当たり前ではない』という当たり前のことを改めて考えさせられた場所。
初めて訪れた西麻布にある「ウクライナ大使館」。
追悼に訪れる人が多く、ウクライナ人であろう人も多く、そして献花台には多くの花などがあり、『やはり戦争は良くない』という当たり前かつ無力なことを改めて考えさせられた場所。
物々しい雰囲気だった「ロシア大使館」。
ロシア大使館を警備する多数の警察車両や警察官で溢れており、大使館に出入りするロシア人に気を遣い(守り)ながら、ランナーや歩行者にも職質したりして治安を守ってくれている警察官の方々に『改めて感謝』を感じた場所。
最後に「皇居」の「二重橋」。
戦争というツライ時代を乗り越え、戦後の見事な経済発展を遂げて先進国の仲間入りを果たした日本なわけですが、先人たちのおかげで今日までの日本の平和の恩恵を受け続けている自分としては、国民の象徴である天皇陛下に『改めて感謝』と感じる場所。
そんなこんなで『何が良いか悪いか?』などという単純な話ではないのは当たり前なわけで、それでも自分の考えを改めて深めるキッカケとなる約15k.2mになりました。

ロシアとウクライナの紛争が一刻も早く収束に向かうこと、第三次世界大戦(WWⅢ)には発展しないことを祈りつつ、おやすみなさい。