カツログ「檍」@銀座:美味しいとんかつの記録

総合評価:★★★★☆

蒲田の名店「とんかつ檍(あおき)」が銀座に出店したという情報を耳にして以来、行ってみたいと思いつつもなかなかタイミングがなく、あれやこれやで2年以上も経ってしまいましたが、とうとう本日、タイミングよくお昼時に銀座に用事があったので、「とんかつ檍 銀座店」へ初訪問。
銀座中央通りに面したちょいと古めのビルの暗い階段を降りた地下1階にお店があります。
13時過ぎということもあり、行列なしでカウンターに着席。
こちらのお店は千葉県のブランド豚「林SPF」のようで、オススメを聞くと「好みによりますが、脂がお好きならリブロースがサシが入ってて美味しいですよ」ということなので、「リブロースかつ定食」(3,000円)を注文。
待っている間にメニューを眺めてると、なんと400gと書かれており、こちらも先日の「とんかつ三」と同じく、上質のロースになるにつれて、サイズアップ、値段もアップという価格設定ですね。
トンカツを待っている間に行列ができていたようで、たまたまタイミングが良かっただけみたいでラッキーでしたね。
400gの分厚いトンカツなので、複数回に分けてじっくりと揚げているようで、注文してから20分以上して、やっと「リブロースかつ定食」の登場です。
衣はこんがりと揚がっていますが、お肉はほんのりピンク色の抜群の揚げ加減です。そして何より分厚いトンカツですが、「むさしや」同様に、細目に切ってあるのが食べやすそうでGOODですね。
一番厚い部分の脂身の方からパクリ。カリッと揚がった衣の食感はこれまでのトンカツの中でもNo1じゃないでしょうか?そしてすぐさまサシの入った脂身と赤身の美味しさがバランス良く口の中に広がり、メチャクチャ美味しい。
とはいえ400gはかなりキツイわけですが、こんな美味しいトンカツを残すのはお店にも豚さんにも申し訳ないので、ちょっと頑張って完食(太)
小鉢は細かく刻んだしば漬け、豚汁はちょっとアッサリ目だけどお肉たっぷりで「リブロースかつ定食」(3,000円)、大満足です。
ボリュームを考えると「特ロースかつ定食」(2,000円)あたりが良さそうな感じだし、とはいえ銀座でこのコスパの良さは異常というレベルだと思います。
今回の訪問で、さすがの人気店の理由がはっきりと分かりましたが、強いて言えば、脂身の甘みと赤身の旨みがもっと強い方が好みで、ちょっとアッサリ目な印象で、まぁそれが人気の理由の一つだったりするのでしょうが、ロースカツならではのもっとガッツリした甘みと旨みが個人的な好みなので、ちょっと厳しめな気もしますが、星4つ★★★★!
とはいえ、再訪マストで、次回は「特ロースかつ定食」(2,000円)をトライしてみたいです。
ご馳走様でした。

訪問時の食べログ★3.81

とんかつ檍 銀座店
東京都中央区銀座8-8-7 第3ソワレ・ドビル B1F
03-3573-1600

中央通り沿いの古いビルの地下1階に「とんかつ檍 銀座店」、1Fの「メガネの田中」が目印。
ビルに入って進むと、地下1階への階段の目印があります。
階段を降りると「とんかつ檍 銀座店」の暖簾が見えます。
「リブロースかつ定食」(3,000円)の見事なトンカツ(嬉)
赤身がほんのりとピンク色でジューシーなカンペキな揚がり具合の分厚いトンカツ(旨)
3種類の岩塩があり、いろいろな味を楽しめます。そしてこの時期はカキフライも人気のようです(冬)
メニュー表。カツ丼:無、カツカレー:無。それにしても銀座でこのコスパはスゴ過ぎですね。