筑波山トレイルランおすすめコース|距離・難易度・アクセス解説

このコースがオススメな理由

混雑を避けつつ「女体山と男体山」を通過して、16km前後しっかり走れる筑波山トレイルラン(以下「トレラン」)の満足度が高い周回コースです。
「距離が欲しい」「渋滞しやすいルートは避けたい」「山頂は踏みたい」をまとめて満たせました。

  • 距離/時間:全16.2km(休憩込み3時間ちょい。休憩を詰めれば3時間未満も可能)
  • 混雑:迎場コース〜東筑波ハイキング〜キャンプ場コースは比較的空いていて走りやすい
  • 注意点:御幸ヶ原で止まると汗冷えしやすい(秋冬は特に)
  • 最低限の持ち物:トレランシューズ+補給(ジェル/塩タブ)

前回のコースとの比較

紅葉も進んだであろう筑波山に1週間半ぶりにトレランに行ってきました。
前回は初の筑波山ということもあり、分からない部分も多く、『とりあえず行ってみよう』が目的化されちゃってた部分もあり、今回はその経験を活かして
「(A)もう少し距離が欲しい(前回9kmで少し物足りなかった)」、
「(B)混雑するルートは避けたい(「②白雲橋コース」終盤の女体山頂に向かう道は狭く渋滞して待ちが多かった)」、
「(C)山頂は通過したい」
の3点でコースを再考してみました。

▶ 前回の初筑波山トレランのコースはこちら

筑波山の登山ルート
つくばエクスプレス&バスで「筑波山神社入口」が出発点になることは前回と変わらないので、そこから「③迎場コース」⇒「⑧東筑波ハイキングコース」⇒「林道ゲート~つくば高原キャンプ場」⇒「⑦キャンプ場コース」⇒「⑨山頂連絡通路」⇒「⑩筑波山自然研究路(半周)」⇒「⑤薬王院コース(途中まで)」⇒「鬼ヶ作林道~筑波山神社入口」というコースでアタックしてきました。
3時間ちょっとで全16.2kmという満足度の高い結果だったので、筑波山でのトレランとしてはかなりオススメのコースだと思います。
1:57:51の上あたりで平らになっているのは御幸ヶ原のレストランで昼食休憩をした20分ちょっとなので、ここをもっと短縮したりすれば3時間未満も可能なコースだと思います。
まぁトレランでは登山者優先で急ぐのは禁物ですが・・・。

筑波山トレランの持ち物

トレランなので「荷物は最低限に軽く、でも汗冷え対策は重要」。
筑波山は山頂付近で止まると体温が落ちやすく、御幸ヶ原の休憩でそれを体感しました。

最低限(これだけで成立)

  • トレランシューズ(子供でも登れる山とは言え、MUST)
  • 補給:ジェル1〜2個+塩タブ(後半の失速予防)
  • 水分:ボトル/ソフトフラスク(500ml目安。暑い日は増やす)

秋〜冬(11月〜3月)の追加

  • ウィンドブレーカー(冷たい風で体温が奪われるのを抑える)
  • 薄手グローブ / ネックゲイター(休憩時の冷え対策)
  • 休憩を短くする(御幸ヶ原の食事は美味しいが汗冷え注意)

春〜夏(4月〜10月)の追加

  • 帽子 / 日焼け止め
  • 水分を増やす(暑い日は500mlだと足りないことがある)
  • 塩分(塩タブ/経口補水系)

都内からのアクセス

自家用車以外であれば、「つくばエクスプレス」&「路線バス」で、トレランならお得な「筑波山あるキップ」がオススメ。

筑波山へのアクセス「つくばエクスプレス」
というわけで、前回同様、秋葉原駅から「つくばエクスプレス」でつくば駅に向かいます。
日曜の早朝ということで人通りは少なめ。
「つくばエクスプレス」のお得なチケット
前回は普通に切符を買って行ったのですが、どうやら筑波山の「おトクなきっぷ」というのが売っていて、ロープウェイやケーブルカーを利用しない自分にとっては「筑波山あるキップ」(3,360円)がベストなのでコチラのチケットを購入~♪
「つくばエクスプレス」のお得なチケット「筑波山あるキップ」
コチラが購入したチケット。
バスではコチラのチケットを見せて降りるし、帰りの「つくばエクスプレス」でも必要なので無くさないよう注意しましょー。
2022年11月時点では、つくば駅バスセンターの「筑波山シャトル」バスは8時が始発なので、それに間に合うよう秋葉原駅7時発の快速(7時45分つくば駅到着予定)に乗ります。
ホームに来ると、目的地が同じであろう登山っぽい身なりをした人たちがチラホラと目に付き、『紅葉の季節で混雑しちゃってるのかなぁー』と、ちょっと心配しながら電車に乗り込みます。
「つくば駅」を出発予定の筑波山シャトル
つくば駅到着後、すぐにバス乗り場に到着すると「筑波山シャトル」のバスが停まっていて、ほとんど人がいないので一安心してバスに乗り込み、席に座りました。
バスの運転手さんによると『始発を予定していたバスがちょうど少し前に満席になったので、そのまま出発して、コチラが2便目なんです』とのことだったのが、ほとんど人がいない理由だったようで、更に出発予定の8時までにはこのバスもギュウギュウ詰めな感じになっていたので、座れたことも含めてかなりラッキーでした♪
紅葉が始まった筑波山
バスに揺られること30分ほどで筑波山がかなり近付いてきました。
山肌は紅葉がチラホラでまだまだ緑が多い感じ。
「筑波山観光案内所」のコインロッカー
予定通り「筑波山神社入口」に到着したので、前回同様に「筑波山観光案内所」のコインロッカーに荷物を預けます。
ちなみに観光案内所の人によると『この時期でもコインロッカーがいっぱいになったことはない』とのことでした。
トレラン用に購入したアシックスの「GEL-Trabuco10」
モチロン前回の反省を活かして購入したアシックスのトレランシューズ「GEL-Trabuco10」を履いて走りましたが、当たり前に前回よりかなり快適に走れました。
▶ アシックスの「GEL-Trabuco 10」購入の記事はこちら

私が実際に履いたのは「GEL-Trabuco10」ですが、現在は後継モデルが出ているので、現行モデルはこちらからチェックできます。

↑↑↑最新モデルをチェック↑↑↑

筑波山トレランのおすすめコースを実践

前回との比較・検討して計画した通り、満足度の高いコースでした。

筑波山のトレランおすすめコースのスタート地点「筑波山神社入口」の大鳥居
お天気も良好で、早速「筑波山神社入口」の大鳥居からスタート!!!
筑波山神社
5~6分で「筑波山神社」に到着。
この門をくぐって階段を上がって、本殿に沿って右側に進むと「②白雲橋コース」や「③迎場コース」に向かう「白雲橋」があります。
ちなみに本殿の左側に進むと「①御幸ヶ原コース」やケーブルカーの「宮脇駅」があります。
白雲橋
「筑波山神社」のわき道を通って進むとすぐに「②白雲橋コース」の名前にもある「白雲橋」に到着。
「白雲橋コース」のスタート地点
「筑波山」自体が御神体のため、入り口にある鳥居をくぐって「②白雲橋コース」に入ります。
「迎場コース」への分岐点
5分くらいで分岐地点に到着、そのまま右側の「③迎場コース」に進みます。
「迎場コース」
「③迎場コース」は人も少なく、傾斜も緩く走りやすい印象。
「つつじが丘」
分岐点から20分程度で「つつじヶ丘」に到着。
前回はここから「④おたつ石コース」を進みましたが、今回は「つつじヶ丘」の駐車場を抜けて「⑧東筑波ハイキングコース」に向かいます。
「ガマランド」
B級スポットとして有名なガマランド(?)を横目に駐車場の端っこを進みます。
振り返ると「ロープウェイ」が上っていくのが見えたのでパシャリ。(携帯を取り出すのに手間取って中途半端な写真ですが苦笑)
「東筑波ハイキングコース」のスタート地点
駐車場の脇を筑波山沿いに進むと「国民宿舎つくばね」に向かう標識があったので、ここから「⑧東筑波ハイキングコース」なんでしょうかね。
「東筑波ハイキングコース」
すぐに小さな「⑧」の案内があったので、「⑧東筑波ハイキングコース」で間違いなさそうです。
「東筑波ハイキングコース」から山道への入口
「国民宿舎つくばね」に向かう標識に従って、山道に入っていきます。
ここまでは割と広い道だったので、ここから左の山道に入っていくのは正直ちょっと不安になっちゃいます。
「東筑波ハイキングコース」の山道
山の中は割と道なき道で『コレ本当に合ってんのかなぁ?』と不安を抱えつつ進んでいたわけですが、たまに「⑧」の番号が木に張り付けられたりしていて、そんな不安を解消してくれるのが有難い。
山道を抜けて少し広めの林道に出たところに「国民宿舎つくばね」に向かう標識があります。
筑波山でのトレランおすすめコースの「林道」
ここで「国民宿舎つくばね」の反対側の「真壁方面」と書かれた方向の、広くて平坦な林道を「筑波高原キャンプ場」に向かって走ります。
「キャンプ場コース」のスタート地点
「真壁方面」の標識から5分程度で「筑波高原キャンプ場」に到着し、そのまま「⑦キャンプ場コース」に入って「女体山」を目指します。
「キャンプ場コース」
紅葉のキレイな緩やかな道が多く、人も少なくてかなり快適に走れます。
「キャンプ場コース」のゴール地点「女体山山頂」
「筑波高原キャンプ場」から30分程度で「⑦キャンプ場コース」のゴール地点「女体山山頂」に到着。
「②白雲橋コース」から登ってきた人や、「②白雲橋コース」を下りようとしている人たちで賑わってます。
「女体山山頂」から霞ケ浦を見渡せる絶景スポット
女体山山頂の絶景スポット。
この岩の先に立って写真を撮るようで、その順番待ちの行列がすごいことになってました。ちょうど人の入れ替わりのタイミングでパシャリとして、早々に退散。
筑波山の名所「ガマ石」
「女体山」から「男体山」に向かう「⑨山頂連絡通路」の途中にある名所「ガマ石」をパシャリ。
「御幸ヶ原」
すぐに「御幸ヶ原」に到着。
天気も良いし、男体山の山頂付近はそれなりに紅葉が進んでいてGOOD。
「コマ展望台」のメニュー
前回気になった「コマ展望台」でランチをすることに♪
「コマ展望台」の生ビール
紅葉の「女体山」の斜面をバックに軽く水分補給♪
「コマ展望台」の名物「けんちんうどん」
名物「けんちんうどん」(900円)。
アツアツの甘辛いスープが疲れた身体に沁み渡って癒されます。
麺も具材も美味しくペロリと完食して一気に回復。

汗冷えが気になる人は「1枚」足すだけで快適さが変わる

この休憩後に外に出ると風が冷たく「汗で濡れた服が一気に冷える」感覚がありました。
季節・天候にもよりますが、筑波山は山頂付近で止まると体温が落ちやすいので、汗冷え対策だけは優先した方が満足度が上がります。

  • ウィンドブレーカー(急な汗冷え対策)
「自然研究路」のスタート地点
というわけで身体が冷え切らないうちに、「⑩自然研究路」からトレイルランを再開。
「自然研究路」
「⑩自然研究路」は周回コースで「男体山頂」を通ってから「大石重ね」も通過する右回りの方が観光的にはオススメな気がしますが、まぁ前回どっちも行ったので、なんとなく左回りで「⑤薬王院コース」を目指しました。
「薬王院コース」への分岐点
「⑩自然研究路」の半分くらい進んだところで「⑤薬王院コース」への分岐があるので、そのまま「⑤薬王院コース」を進みます。
「薬王院コース」
「⑤薬王院コース」はかなり急な階段が多く、走って下りるのはなかなか難しいですが、それにしても上がってくる人はメチャクチャ大変そうでした苦笑。
「鬼ヶ作林道」への分岐点
「鬼ヶ作林道」という舗装された道路に合流します。
道路を横切って真っすぐ行くと「薬王院」や「つくし湖」に向かう山道が続くのですが、「筑波山神社入口」に戻るので、この道路を左側に下っていきます。
「鬼ヶ作林道」
紅葉の木々と木漏れ日の中、舗装された道路を快適に下って走れます。
晴れ渡った青空と紅葉の見事なコントラストも良い感じで、グングン下って走っていきます♪
途中で「林道 酒寄線」の標識があるので、ここを左折。
快適に下ってきたのに、ここから長いこと緩やかな上りでちょっとキツイ。。。

補給(ジェル/塩分)は「後半の失速」を防ぐ保険

16kmくらい走ると、体感的には「行けるけど、後半でじわっと落ちる」感じが出やすいです。
最後まで気持ちよく走り切るために、ジェル1〜2個+塩タブを保険にするのがオススメです。

  • ジェル:後半に1個(または疲労感が出たら)
  • 塩タブ:暑い日/汗が多い日は特に効果を体感しやすい

ジェルは口当たりや味が合う・合わないがあるので、普段のロングランやフルマラソンの大会で使っているものを定期的に購入しています。


小分けになっているコチラの塩タブレットが便利なので愛用しています。


筑波山梅林
2月~3月が見頃の「筑波山梅林」。
ここを抜けてスタート地点の「筑波山神社入口」に向かって、そのままゴール。
というわけで、改めて3時間16分、16.2kmの筑波山トレイルランでかなり満足度の高いコースでした♪

トレラン後は近くの大浴場で疲労を癒します

そのまま「観光案内所」のコインロッカーに預けていた荷物を受け取って、「つくばグランドホテル」の日帰り入浴(入浴1,100円、バスタオルレンタル330円)に。
前回は「青木屋」だったのですが、コチラの方が近くて便利♪
ただし、「つくばグランドホテル」の日帰り入浴は、土日祝のみのようなので、要注意。
誰もいない広々とした洋風なお風呂で快適~♪
「露天風呂」に移動しようと思ったら、先客がいらっしゃったので写真は割愛しましたが、ゆっくりと疲れを癒せました。
ちなみにコチラの「つくばグランドホテル」の7階にある「空中露天風呂」は配管のメンテナンスにより休止中で、『復旧時期は未定』とのことでメチャクチャ残念。
であれば、やっぱり前回の「青木屋」(※1)にしとけば良かったなぁー、とちょっと後悔しながらバス停に向かいます。
(※1)紅葉の季節になってきたので筑波山で初トレラン(2022/10/28)
バスの出発まで15分あったので、バス停横の飲食店に入ります。
キンキンに冷えたジョッキの「生ビール(おつまみセット)」(750円)で乾杯♪
「おつまみ」の山芋。ネギとカツオ節がかかった山芋に醤油をかけて食べるシンプルなヤツですが、普通に美味しくビールがススミマス。
筑波山
そうこうしている間に13時10分「筑波山神社入口」発の「筑波山シャトル」バスが10分遅れで来たので、そのままバスに乗り込んで「つくば駅」に向かって帰路につきました。
バスが10分遅れで来たのは、筑波山の上り道路がずっと渋滞していて、狭い道をバスとすれ違うのが難しく、譲り合ったりしながら進まなければならず時間がかかっているようでした。
また、「筑波山シャトル」は「つつじヶ丘」発ということもあり、『混雑するこの時期は途中の「筑波山神社入口」からだと14時以降だと座れない可能性が高い』とのバス会社さんの情報をゲットしていたので、なんとしても13時台のバスに乗り込みたく、お陰様で座って筑波山を眺めながら帰ることができました。

というわけで、やはり2回目ということもあって、(お風呂を除いて)前回よりもかなり満足度の高いトレランを満喫できましたし、『筑波山でトレランしたいなぁ』という人には割とオススメのコースかと思います。
ロードでのジョギングだけだと飽きちゃうこともあるので、たまにはトレランも良いなぁー、と改めて他の山も走ってみようと思ったので、機会を作ってトライしたいと思いますー。

良かったら2023年11月の高尾山でのトレイルランの記事も読んでみてください。
▶ 高尾山を含む10山制覇のトレランコース

つくばグランドホテル|筑波山の絶景を望む温泉旅館
公式サイトはこちら(宿泊プラン・温泉・館内施設)
茨城県つくば市筑波1050-1
TEL:029-866-1111