筑波山でのトレイルランを楽しめるオススメのコース

紅葉も進んだであろう筑波山に1週間半ぶりにトレイルラン(以下「トレラン」)に行ってきました。
前回は初の筑波山(記事はコチラ)ということもあり、分からない部分も多く、『とりあえず行ってみよう』が目的化されちゃってた部分もあり、今回はその経験を活かして
「(A)もう少し距離が欲しい(前回9kmで少し物足りなかった)」、
「(B)混雑するルートは避けたい(「②白雲橋コース」終盤の女体山頂に向かう道は狭く渋滞して待ちが多かった)」、
「(C)山頂は通過したい」
の3点でコースを再考してみました。

つくばエクスプレス&バスで「筑波山神社入口」が出発点になることは前回と変わらないので、そこから「③迎場コース」⇒「⑧東筑波ハイキングコース」⇒「林道ゲート~つくば高原キャンプ場」⇒「⑦キャンプ場コース」⇒「⑨山頂連絡通路」⇒「⑩筑波山自然研究路(半周)」⇒「⑤薬王院コース(途中まで)」⇒「鬼ヶ作林道~筑波山神社入口」というコースでアタックしてきました。
3時間ちょっとで全16.2kmという満足度の高い結果だったので、筑波山でのトレランとしてはかなりオススメのコースだと思います。
1:57:51の上あたりで平らになっているのは御幸ヶ原のレストランで昼食休憩をした20分ちょっとなので、ここをもっと短縮したりすれば3時間未満も可能なコースだと思います。
というわけで、前回同様、秋葉原駅から「つくばエクスプレス」でつくば駅に向かいます。
日曜の早朝ということで人通りは少なめ。
前回は普通に切符を買って行ったのですが、どうやら筑波山の「おトクなきっぷ」というのが売っていて、ロープウェイやケーブルカーを利用しない自分にとっては「筑波山あるキップ」(3,360円)がベストなのでコチラのチケットを購入~♪
コチラが購入したチケット。
バスではコチラのチケットを見せて降りるし、帰りの「つくばエクスプレス」でも必要なので無くさないよう注意しましょー。
つくば駅バスセンターの「筑波山シャトル」バスは8時が始発なので、それに間に合うよう秋葉原駅7時発の快速(7時45分つくば駅到着予定)に乗ります。
ホームに来ると、目的地が同じであろう登山っぽい身なりをした人たちがチラホラと目に付き、『紅葉の季節で混雑しちゃってるのかなぁー』と、ちょっと心配しながら電車に乗り込みます。
つくば駅到着後、すぐにバス乗り場に到着すると「筑波山シャトル」のバスが停まっていて、ほとんど人がいないので一安心してバスに乗り込み、席に座りました。
バスの運転手さんによると『始発を予定していたバスがちょうど少し前に満席になったので、そのまま出発して、コチラが2便目なんです』とのことだったのが、ほとんど人がいない理由だったようで、更に出発予定の8時までにはこのバスもギュウギュウ詰めな感じになっていたので、座れたことも含めてかなりラッキーでした♪
バスに揺られること30分ほどで筑波山がかなり近付いてきました。
山肌は紅葉がチラホラでまだまだ緑が多い感じ。
予定通り「筑波山神社入口」に到着したので、前回同様に「筑波山観光案内所」のコインロッカーに荷物を預けます。
ちなみに観光案内所の人によると『この時期でもコインロッカーがいっぱいになったことはない』とのことでした。
モチロン前回の反省を活かして購入したアシックスのトレランシューズ「GEL-Trabuco10」(購入時の記事はコチラ)を履いて走りましたが、当たり前に前回よりかなり快適に走れました。
お天気も良好で、早速「筑波山神社入口」の大鳥居からスタート!!!
5~6分で「筑波山神社」に到着。
この門をくぐって階段を上がって、本殿に沿って右側に進むと「②白雲橋コース」や「③迎場コース」に向かう「白雲橋」があります。
ちなみに本殿の左側に進むと「①御幸ヶ原コース」やケーブルカーの「宮脇駅」があります。
「筑波山神社」のわき道を通って進むとすぐに「②白雲橋コース」の名前にもある「白雲橋」に到着。
「筑波山」自体が御神体のため、入り口にある鳥居をくぐって「②白雲橋コース」に入ります。
5分くらいで分岐地点に到着、そのまま右側の「③迎場コース」に進みます。
「③迎場コース」は人も少なく、傾斜も緩く走りやすい印象。
分岐点から20分程度で「つつじヶ丘」に到着。
前回はここから「④おたつ石コース」を進みましたが、今回は「つつじヶ丘」の駐車場を抜けて「⑧東筑波ハイキングコース」に向かいます。
B級スポットとして有名なガマランド(?)を横目に駐車場の端っこを進みます。
振り返ると「ロープウェイ」が上っていくのが見えたのでパシャリ。(携帯を取り出すのに手間取って中途半端な写真ですが苦笑)
駐車場の脇を筑波山沿いに進むと「国民宿舎つくばね」に向かう標識があったので、ここから「⑧東筑波ハイキングコース」なんでしょうかね。
すぐに小さな「⑧」の案内があったので、「⑧東筑波ハイキングコース」で間違いなさそうです。
「国民宿舎つくばね」に向かう標識に従って、山道に入っていきます。
ここまでは割と広い道だったので、ここから左の山道に入っていくのは正直ちょっと不安になっちゃいます。
山の中は割と道なき道で『コレ本当に合ってんのかなぁ?』と不安を抱えつつ進んでいたわけですが、たまに「⑧」の番号が木に張り付けられたりしていて、そんな不安を解消してくれるのが有難い。
山道を抜けて少し広めの林道に出たところに「国民宿舎つくばね」に向かう標識があります。
ここで「国民宿舎つくばね」の反対側の「真壁方面」と書かれた方向の、広くて平坦な林道を「筑波高原キャンプ場」に向かって走ります。
「真壁方面」の標識から5分程度で「筑波高原キャンプ場」に到着し、そのまま「⑦キャンプ場コース」に入って「女体山」を目指します。
紅葉のキレイな緩やかな道が多く、人も少なくてかなり快適に走れます。
「筑波高原キャンプ場」から30分程度で「⑦キャンプ場コース」のゴール地点「女体山山頂」に到着。
「②白雲橋コース」から登ってきた人や、「②白雲橋コース」を下りようとしている人たちで賑わってます。
女体山山頂の絶景スポット。
この岩の先に立って写真を撮るようで、その順番待ちの行列がすごいことになってました。ちょうど人の入れ替わりのタイミングでパシャリとして、早々に退散。
「女体山」から「男体山」に向かう「⑨山頂連絡通路」の途中にある名所「ガマ石」をパシャリ。
すぐに「御幸ヶ原」に到着。
天気も良いし、男体山の山頂付近はそれなりに紅葉が進んでいてGOOD。
前回気になった「コマ展望台」でランチをすることに♪
紅葉の「女体山」の斜面をバックに軽く水分補給♪
名物「けんちんうどん」(900円)。
アツアツの甘辛いスープが疲れた身体に沁み渡って癒されます。
麺も具材も美味しくペロリと完食して一気に回復。
ただ、汗で濡れた服が冷えて、ちょっと寒く感じたりしたので、ここでの休憩はスキップした方がベターな印象。
というわけで身体が冷え切らないうちに、「⑩自然研究路」からトレイルランを再開。
「⑩自然研究路」は周回コースで「男体山頂」を通ってから「大石重ね」も通過する右回りの方が観光的にはオススメな気がしますが、まぁ前回どっちも行ったので、なんとなく左回りで「⑤薬王院コース」を目指しました。
「⑩自然研究路」の半分くらい進んだところで「⑤薬王院コース」への分岐があるので、そのまま「⑤薬王院コース」を進みます。
「⑤薬王院コース」はかなり急な階段が多く、走って下りるのはなかなか難しいですが、それにしても上がってくる人はメチャクチャ大変そうでした苦笑。
「鬼ヶ作林道」という舗装された道路に合流します。
道路を横切って真っすぐ行くと「薬王院」や「つくし湖」に向かう山道が続くのですが、「筑波山神社入口」に戻るので、この道路を左側に下っていきます。
紅葉の木々と木漏れ日の中、舗装された道路を快適に下って走れます。
晴れ渡った青空と紅葉の見事なコントラストも良い感じで、グングン下って走っていきます♪
途中で「林道 酒寄線」の標識があるので、ここを左折。
快適に下ってきたのに、ここから長いこと緩やかな上りでちょっとキツイ。。。
2月~3月が見頃の「筑波山梅林」。
ここを抜けてスタート地点の「筑波山神社入口」に向かって、そのままゴール。
というわけで、改めて3時間16分、16.2kmの筑波山トレイルランでかなり満足度の高いコースでした♪
そのまま「観光案内所」のコインロッカーに預けていた荷物を受け取って、「つくばグランドホテル」の日帰り入浴(入浴1,100円、バスタオルレンタル330円)に。
前回は「青木屋」だったのですが、コチラの方が近くて便利♪
ただし、「つくばグランドホテル」の日帰り入浴は、土日祝のみのようなので、要注意。
誰もいない広々とした洋風なお風呂で快適~♪
「露天風呂」に移動しようと思ったら、先客がいらっしゃったので写真は割愛しましたが、ゆっくりと疲れを癒せました。
ちなみにコチラの「つくばグランドホテル」の7階にある「空中露天風呂」は配管のメンテナンスにより休止中で、『復旧時期は未定』とのことでメチャクチャ残念。
であれば、やっぱり前回の「青木屋」(記事はコチラ)にしとけば良かったなぁー、とちょっと後悔しながらバス停に向かいます。
バスの出発まで15分あったので、バス停横の飲食店に入ります。
キンキンに冷えたジョッキの「生ビール(おつまみセット)」(750円)で乾杯♪
「おつまみ」の山芋。ネギとカツオ節がかかった山芋に醤油をかけて食べるシンプルなヤツですが、普通に美味しくビールがススミマス。
そうこうしている間に13時10分「筑波山神社入口」発の「筑波山シャトル」バスが10分遅れで来たので、そのままバスに乗り込んで「つくば駅」に向かって帰路につきました。
バスが10分遅れで来たのは、筑波山の上り道路がずっと渋滞していて、狭い道をバスとすれ違うのが難しく、譲り合ったりしながら進まなければならず時間がかかっているようでした。
また、「筑波山シャトル」は「つつじヶ丘」発ということもあり、『混雑するこの時期は途中の「筑波山神社入口」からだと14時以降だと座れない可能性が高い』とのバス会社さんの情報をゲットしていたので、なんとしても13時台のバスに乗り込みたく、お陰様で座って筑波山を眺めながら帰ることができました。

というわけで、やはり2回目ということもあって、(お風呂を除いて)前回よりもかなり満足度の高いトレランを満喫できましたし、『筑波山でトレランしたいなぁ』という人には割とオススメのコースかと思います。
ロードでのジョギングだけだと飽きちゃうこともあるので、たまにはトレランも良いなぁー、と改めて他の山も走ってみようと思ったので、機会を作ってトライしたいと思いますー。

良かったら2023年11月の高尾山でのトレイルランの記事(コチラ)も読んでみてください。

つくばグランドホテル
茨城県つくば市筑波1050-1
029-866-1111