紅葉の季節になってきたので筑波山で初トレラン

平日にお休みだったこともあり、久しぶりにトレイルランニング(以下、「トレラン」)でもしてみようと、場所を検索♪
紅葉の季節になってきたけど、さすがにまだ早いかなぁーと思ったので北方面で検索したところ、手軽そうな山として筑波山がヒット。
ということで、コースなどの下調べをして、早速行ってみることに♪

よくよく考えてみたら初めての「つくばエクスプレス」で、「秋葉原駅」から「つくば駅」に向かいます。
通勤時間ということで、ものすごく多くの人が秋葉原駅で降りてましたが、「つくば駅」方面はガラガラで快適そうです。
8時23分発の区間快速つくば行き(9時20分「つくば駅」到着予定)に乗車。
予定通り「つくば駅」に到着。
「直行筑波山シャトルバス」のあるA3出口を目指します。
「1番乗り場」の筑波山行きのバスが停車していたので、そのまま乗車。
春の梅のシーズンや、紅葉のシーズンは平日でも朝8時以降30分間隔で出ているようで、定刻通り9時30分に出発~♪
最新のバス時刻表は「関東鉄道(公式HP)」をご参照ください。
見えてきました「筑波山」。
2つの山頂が特徴のようで、左が「男体山」で標高871m、右が「女体山」で標高877mとのことです。
そして残念ながら紅葉な感じはほぼ皆無ですね苦笑。
10時15分ごろに「筑波山神社入口」のバス停に到着。
目の前には「筑波山観光案内所(公式HP)」があるので、ここのコインロッカーで荷物を預けます。
コチラが「観光案内所」内にあるコインロッカーで、料金500円でした。
腹ごしらえとお茶を購入すべく「筑波山 縁むすび」というおむすび屋さんに立ち寄ります。
(観光案内所の向かいにあるので便利)
お土産なども売ってます。
いろいろと美味しそうで迷いましたが、「紅葉むすび(185円)」、「昆布(165円)」、「鳥そぼろ(185円)」の3つと「麦茶」を購入~♪
「筑波山神社入口」の大きな鳥居をくぐって10時30分にスタート。
コチラがコースマップ。
本日の予定は「③迎場コース」⇒「④おたつ石コース」⇒「女体山頂」⇒「⑨山頂連絡路」⇒「男体山頂」⇒「おにぎりランチ」⇒「⑩自然研究路」⇒「①御幸ヶ原コース」で、それぞれ書かれている所要時間の半分くらいの見積で計画(予定所要時間は3時間5分)。
すぐに「筑波山神社」に到着。
スタートがちょっと分かりにくかったのですが、奥の階段を登って境内の左側に向かうと「御幸ヶ原コース」、右側に向かうと「白雲橋コース」(途中から目的の「迎場コース」に分岐)のようなので、まずは右側に向かいました。
「②白雲橋コース」のスタート地点でしょうか。
すぐに「③迎場コース」への分岐があったので、右側を進みます。
さすがに登山者の多い人気の「筑波山」ということもあり、標識がたくさんあって分かりやすいのが有難い。
ほぼ予定通りの時間で「③迎場コース」のゴール地点「つつじが丘」に到着。
ここからは「女体山頂」に向かうロープウェイが出ていますが、モチロン素通りして「④おたつ石コース」に向かいます。
B級遊園地として有名(?)な「ガマランド」の頂上に鎮座する「ガマ大明神」。
「ガマの油」で有名な「筑波山」ですが、それをアピールするために作られたとかなんとかで真偽は不明です苦笑。
「④おたつ石コース」のゴール地点「弁慶茶屋跡地」に到着。
ここからは「②白雲橋コース」に合流して「女体山頂」を目指します。
「弁慶七戻り」という今にも落ちてきそうな奇岩スポットのようですが、ここら辺から人が多くなってきて渋滞していたりでなかなか進めなく、写真も中途半端な残念な感じになっちゃってました。
続いての奇岩スポット「高天原(たかまがはら)」は「神様の世界」を意味する言葉で、この先に「天照大神(あまてらすおおみかみ)」を祀る「稲村神社」があるようです。
続いては「母の胎内くぐり」と呼ばれる場所で、岩をくぐり抜けることで生まれた姿に立ち返ることを意味すると言われているようです。
こちらは「陰陽石」で、陰と陽の相反する二つの巨大な岩が寄り添うようにそびえ立っています。
保育園の園児の列もありかなり渋滞してなかなか進めずでしたが、自分でも割とキツイ登山だったのに、こんなに小さい子供たちが元気に登っていく姿は元気をもらえるし、尊敬にも値するもので、ゆっくりと見守ってあげたいですね。
とうとう来ました「ガマ石」。
その昔、永井兵助という人がこの石の前で「ガマの油売り口上」を考え出したと言われる場所というのが名前の由来のようですが、ガマガエルみたいな形の石だったからじゃないの?って気がしないでもないです(笑)。
「せきれい石」。
この石の上に「鶺鴒(せきれい)」という鳥が止まり、男女の道を教えた、という言い伝えがあるようです。
すごく混雑していたので、「女体山頂」はスキップして、展望台や茶屋が立ち並ぶ「御幸ヶ原」に到着。多くの人がランチを楽しんでました。
昭和天皇が昭和60年に筑波山を訪れた際に詠まれた歌のようで、平成18年にコチラの石碑が作られたとのことです。
関東平野が広がってます。
雲が出てきちゃいましたが、だだっ広い関東平野を見下ろしながらのおにぎりランチ♪
渋滞もあってちょっと遅れ気味だったので、休憩は手短にして「男体山頂」に向かいます。
10分程度で「男体山頂」に到着。
こうやって見ると関東平野ってホントに広い平野ですよね。
左側の奥に写っている水面のようなものが「霞ヶ浦」です。
天気が良ければ「東京スカイツリー」や「富士山」なども見えるそうですが、本日はちょっと雲が出てきちゃって残念。
「男体山頂」を下って「自然研究路」に入ります。
「自然研究路」を一周して戻る予定のため、「御幸ヶ原・ケーブルカー山頂駅」を目指します。
『小石を持って登山をすれば疲れずに登れるし、罪や過ちも消える』という言い伝えから、願いが神様に届くようにと登山者が小石を置いたものが塚となった場所のようです。
こんな感じで「男体山」をぐるりと一周するコースなので標高差も激しくなく、自然豊かで人通りも少なく、かなり快適にトレランを楽しめるコースだったのでオススメです。
というわけで「自然研究路」を一周して再び「御幸ヶ原」に到着。
ここから「筑波山神社」に向かう「御幸ヶ原コース」を駆け下りたらいよいよゴールです。
大きな杉の木漏れ日が差し込む道を下って行きます。
この写真の場所は整備されているし傾斜もそれほどでもないので、快適に下って行けましたが、割と急斜面だったり岩場が多かったりな場所がほとんどだったので全体的には結構ゆっくり目になっちゃいました。
(そして正直、トレランには向いていない感じのコースでした汗)
そしてスタート&ゴール地点の「筑波山神社」に13時30分に到着~♪
3時間5分の「予定」に対して、ちょうど3時間の「実績」だったので、初めてにしてはかなり精度の高い時間見積だったようで、なんか気持ち良い感じ。
ランチ休憩だったり、山頂で写真を撮ったりするするときは時計を止めてたこともあって全体の移動時間は2時間32分で、ペースは16分37秒/kmでした。
「筑波山観光案内所」のコインロッカーに預けておいた荷物(着替え)を受け取って、事前に調べておいた絶景露天風呂が評判の「青木屋」の日帰り温泉に歩いて到着♪
日帰り温泉は宿泊客の邪魔にならないよう12時~15時までの利用となっているようですが、13時45分の到着ということでタイミングもGOOD。
※お支払いは現金のみとのことなので、要注意です。
お風呂のある7階にエレベータで上がります。
男湯は大浴場「銀河の湯」とパノラマ露天風呂「雲上の湯」が離れているため、『移動の場合は服を着てからお願いします』とのことで、それはさすがに面倒だったのでパノラマ露天風呂「雲上の湯」に直行し、脱衣所で服を脱いで、いざ露天風呂に♪
ハイ、絶景ドーーーン!
関東平野を一面に見下ろす絶景の露天風呂で、他にお客さんいなかったので独り占めでほんとサイコーに気持ち良く快適で、登山の疲れが癒されます♪
ちなみにコチラが大浴場「銀河の湯」で、コチラもお客さんがいなかったので写真をパシャリ。
なぜ大浴場「銀河の湯」に来たかというと、こっちにしか洗面台&ドライヤーがなかったので、結局、髪を乾かしに来るハメになっちゃいました。
お風呂も上がってビールでも飲みたくホテルの人にレストランとかないか尋ねると、『レストランはないですが、売店で缶ビールを販売してます』とのことだったので、購入しようとしましたが、なんと現金不足により購入できず(泣)。
というわけで、朝、おにぎりを購入した「筑波山 縁むすび」でビールを売ってたし、キャッシュレスも利用可能だったことを思い出し、すぐさま移動して購入し『お疲れ様』の乾杯♪
お代わりビールとツマミの唐揚げを購入して、バスの時間(14時40分)になったので、バス停に移動。
というわけで、筑波山を横目に「つくば駅」にバスで向かってます。
15時41分「つくば駅」発の快速で「秋葉原駅」に向かい帰路につきました。

紅葉はまだまだ全然な感じでしたが、登山&露天風呂はサイコーに良かったので、もうちょっと紅葉が楽しめる時期になったら、是非、また「筑波山」の別のトレランコース(※1)にトライしてみたいと思います。
(※1)筑波山でのトレイルランを楽しめるオススメのコース(2022/11/6)

筑波山ホテル青木屋
茨城県つくば市筑波753-1
029-866-0311