神田で鰻と言えば「神田 きくかわ」

走り過ぎなのか、呑み過ぎなのかはよく分かりませんが、『最近ちょっと疲れ気味だなぁ』と感じたので、本日のランチは「鰻(うなぎ)」。

神田で鰻と言えば、昭和22年創業の老舗「神田 きくかわ」ですね。

「中央通り」沿いにある老舗「神田 きくかわ」。
東京メトロ銀座線「神田駅」の5番出口(写真左端)を出てすぐです。 

3階建ての建物で、1階がテーブル席、2階がお座敷とテーブル席、3階が調理場となっているようです。

本日は11時30分の到着、ということで行列はありませんでしたが、検温、消毒を済ませ、2階のテーブル席に案内されました。

コロナ対策で席が間引かれていることもあり、ちょうど満席になったようで、ラッキーでした。

1階の入り口の暖簾。
その右側には「おみやげ(テイクアウト)」用の小窓もあるようですね。
さらにその右側に2階に上がる階段があります。
狭くて急な階段で、さらに段によっては高さが異なっていたりするので、足元には十分注意してください。
階段を上がって左側がお座敷、右側がテーブル席。

席に着いて、メニューを手に取ると『すみません、「特選丼」は本日は終わっちゃいました』とのことでした。

どちらかというと鰻は「丼」よりも「重」で食べたい派なので『問題ないかな?』と思いましたが、よくよく聞いてみると『「うな重(イ)」と「うな重(ロ)」は鰻の量の差ですが、「特選丼」は脂の乗った部分になります』とのことで、ちょっと悔しい気はしましたが、まぁ無いものは仕方ないので、「うな重(ロ)」(5,610円)を注文。

メニュー表(その1:写真付)

『ん???5,610円???高っ!?』

『安いのでも4,180円だと!?』

『鰻はいつからこんなに高くなったんだ?』
って感じのお値段でさすがにちょっと驚きました。

数年前に鰻の稚魚(シラスウナギ)の不漁で、値段が高騰したことは記憶にありますが、そこからほとんど下がっていないようなので、不漁は解消していないんでしょうかね?

まぁ1年に1~2回しか食べないから良しとしますか。

メニュー表(その2:写真無+蒲焼・白焼き)
『仕入れによっては二尾付』って、結構なことですよね笑
メニュー表(その3:おつまみ&ドリンク)

そんなこんなで、待つこと7~8分でしょうか?
(思ってたよりも早い)

「うな重(ロ)」(5,160円)の登場!

値段のせいか、器も高級に見えてきました。。。
蓋を開けてドーン!
寄ってみてドーン!!
ご飯がほぼ見えないくらいしっかりと鰻に覆われていて、さらに鰻が折り返してて、かなりGOODな見た目です!

早速、左端の方から食べようと箸を入れると、指先から身の柔らかさが伝わってくる感じで、そのままパクリ。

カリッ、フワッ、旨ッ!
そして香ばしい!

コチラの「神田 きくかわ」はもちろん江戸前方式なので、蒸したあとにタレを付けて焼いているため、中はふんわり、外はカラッとしていて香ばしく、サイコーの仕上がりになってます。

また、タレが「砂糖」ではなく「ハチミツ」を使っているようで、甘過ぎず、まろやかで、鰻の旨さを引き立てるのもGOODかと思います。

タレはテーブルに備え付けられていますが、個人的には追加は必要ないですね。
山椒は鰻との相性抜群なので、割とマストです。

ってなわけで、折り返すほどの大きな鰻でしたが、ちょっと硬めに炊かれたご飯との相性も良く、メチャクチャ美味しくペロリと完食して大満足。

ちょっと高過ぎるので、頻繁に食べるのは難しいけど、年に1~2回くらいは定期的に食べたいし、やはり食べると疲れが取れて元気が出る”気がします”よね。

ご馳走様でした!

訪問時の食べログ★3.77

神田 きくかわ
東京都千代田区神田須田町1-24-2
03-3251-1506