料理・お部屋・おもてなしに大満足だった老舗料亭の「銀座治作」@銀座

お仕事関連の飲み会で、「銀座治作」に久しぶりの訪問♪

老舗料亭の「治作」と言えば「つきじ治作」が有名ですが、「銀座治作」の方が場所が便利でお値段もリーズナブルなので、「銀座治作」の方が利用頻度は高いんですよね。
というわけで、中央通りから銀座7丁目の交差点を昭和通り方面に向かうと、右手に「全国燃料会館ビル」というビルがあり、「銀座治作」の看板が見えます。
地下1階に階段で降りると、お店の入口に到着。
この日は前の会議が長引いてしまい、1時間遅れでの到着。
広々とした掘りごたつのお部屋に到着すると、既に食事も終盤で大いに盛り上がっている感じだったので、お部屋の写真は省略ですが、なにはともあれ「生ビール」で乾杯♪
クリーミーな泡を保ったキンキンに冷えたビールが仕事終わりの乾いた喉を潤してくれてサイコーに美味しく、一気呑みして、そのままお代わり♪
本日の「お献立」。
箸付「虎河豚の煮こごり 梅とろろがけ のらぼう菜 青紫蘇」。
冬から春にかけての旬の食材を用いた手の込んだステキな感じではありますが、味は普通な感じ(笑)。
前菜で左から「花山葵と庄内麩の海苔醤油和え 菊花」、「むかご真丈 赤蒟蒻 ロマネスコ含ませ 京揚げ香草味噌チーズ焼」、「胡麻豆腐 木の芽 からし醤油」という何とも長いメニューでこだわりを感じますが、まぁ、普通に美味しい。
造里「ぼたん海老 本鮪造里 鰆炙り」の海老と本鮪は新鮮でメチャクチャ美味しく、その名前から春の訪れを感じる鰆(さわら)の炙りも良い感じでビールがススミます。
ちなみに鰆の旬の時期は、関西では春、関東では冬、とされているようです。
吸物「西京味噌仕立て 梶木酒焼 椎茸 若布 菜の花 豆腐 桜葉 桜花」。
春を感じる桜をはじめとする、たくさんの具材が入ったお吸い物ですが、濃厚な西京味噌とそれぞれの具材の風味を楽しめて素晴らしい。
焼物「甘鯛漬焼 レモン はじかみ 金柑蜜煮 新牛蒡のきんぴら」。
しっかりと味のしみ込んだ甘鯛の焼き物がサイコーに美味しく、ビールが止まりません(酔)。
とはいえ、素晴らしい和食に合わせてどうしても呑みたくなってしまう日本酒なわけですが、本日は福井県が誇る「黒龍 大吟醸(4合瓶)」を注文♪
蒸物「特製茶碗蒸し 白魚 筍 しめじ茸 百合根 青菜あん 桜塩」。
コチラも春の訪れを感じられるメニューですが、風味、食感、具材どれも素晴らしく、過去イチくらいにサイコーに美味しい「茶碗蒸し」でした。
強肴「北海道産和牛の赤ワイン醤油焼き ベビーリーフ ラディッシュ エディブルフラワー」。
後半のカタカナはよく分かりませんが、前半の「和牛の赤ワイン醤油焼き」なんて名前だけでウマいに決まってるわけで、それでもその印象を超えてくるくらいに、トロけるように柔らかく、それでいてしっかりとした肉の旨みを感じられ、さらに醤油焼きの香ばしさが素晴らしく、日本酒がガンガンススんじゃいます。
〆の食事「ふかひれ入り水炊き雑炊 玉子 三つ葉 クコの実」と添物「胡瓜ぬか漬け あき紫 生姜奈良漬」。
治作と言えば「水炊き」なわけですが、この濃厚でコラーゲンたっぷりな感じのスープはホントに素晴らしく、こちらもサイコーレベルに美味しい雑炊です。
最後に水菓子「苺 豆乳プリン ブルーベリー セルフィーユ」。

という感じで、最初から最後まで春を感じながらも、それぞれがめちゃくちゃ美味しく、そして店員さんのおもてなし・距離感は相変わらず素晴らしく、お店や個室の雰囲気も良く、今夜も大満足の「銀座治作」でした。

というわけで今後も再訪マスト、ご馳走様でした。

訪問時の食べログ★3.45
銀座治作
東京都中央区銀座8-12-15 全国燃料会館ビルB1
03-3542-5877