走り過ぎなのか、呑み過ぎなのかはよく分かりませんが、『最近ちょっと疲れ気味だなぁ』と感じたので、本日のランチは「鰻(うなぎ)」。
神田で鰻と言えば、昭和22年創業の老舗「神田 きくかわ」ですね。
3階建ての建物で、1階がテーブル席、2階がお座敷とテーブル席、3階が調理場となっているようです。
本日は11時30分の到着、ということで行列はありませんでしたが、検温、消毒を済ませ、2階のテーブル席に案内されました。
コロナ対策で席が間引かれていることもあり、ちょうど満席になったようで、ラッキーでした。
席に着いて、メニューを手に取ると『すみません、「特選丼」は本日は終わっちゃいました』とのことでした。
どちらかというと鰻は「丼」よりも「重」で食べたい派なので『問題ないかな?』と思いましたが、よくよく聞いてみると『「うな重(イ)」と「うな重(ロ)」は鰻の量の差ですが、「特選丼」は脂の乗った部分になります』とのことで、ちょっと悔しい気はしましたが、まぁ無いものは仕方ないので、「うな重(ロ)」(5,610円)を注文。
『ん???5,610円???高っ!?』
『安いのでも4,180円だと!?』
『鰻はいつからこんなに高くなったんだ?』
って感じのお値段でさすがにちょっと驚きました。
数年前に鰻の稚魚(シラスウナギ)の不漁で、値段が高騰したことは記憶にありますが、そこからほとんど下がっていないようなので、不漁は解消していないんでしょうかね?
まぁ1年に1~2回しか食べないから良しとしますか。
そんなこんなで、待つこと7~8分でしょうか?
(思ってたよりも早い)
「うな重(ロ)」(5,160円)の登場!
早速、左端の方から食べようと箸を入れると、指先から身の柔らかさが伝わってくる感じで、そのままパクリ。
カリッ、フワッ、旨ッ!
そして香ばしい!
コチラの「神田 きくかわ」はもちろん江戸前方式なので、蒸したあとにタレを付けて焼いているため、中はふんわり、外はカラッとしていて香ばしく、サイコーの仕上がりになってます。
また、タレが「砂糖」ではなく「ハチミツ」を使っているようで、甘過ぎず、まろやかで、鰻の旨さを引き立てるのもGOODかと思います。
ってなわけで、折り返すほどの大きな鰻でしたが、ちょっと硬めに炊かれたご飯との相性も良く、メチャクチャ美味しくペロリと完食して大満足。
ちょっと高過ぎるので、頻繁に食べるのは難しいけど、年に1~2回くらいは定期的に食べたいし、やはり食べると疲れが取れて元気が出る”気がします”よね。
ご馳走様でした!
訪問時の食べログ★3.77
神田 きくかわ
東京都千代田区神田須田町1-24-2
03-3251-1506