総合評価:★★★★☆
先日、三越でステーキを買って中央通りを歩いて神田方面に向かって帰っていたところ、ふと目に入ってきた「檍(あおき)」という文字。
ネットで調べてみると、やはりあの蒲田のトンカツの名店「檍」が「日本橋店」として、2021年4月にコチラにOPENしていたようです!
(「日本橋店」とのことですが、「新日本橋駅」と「神田駅」の中間くらいで、「日本橋駅」からだと結構遠いので、要注意)
というわけで、GW明けに早速ランチで訪問♪
12時過ぎの到着でしたが、OPENして間もないからまだあまり知られていないのか、ありがたいことに行列もなくすんなり入店。
コチラのお店は券売機で食券を購入するスタイルのようですが、前回の「とんかつ 檍 銀座店」での反省(リブロースは400gでヘビー過ぎてちょいとキツイ)を活かして、「特ロースかつ定食(300g)」(2,000円)を購入。
厨房の目の前のカウンター席に案内されたので、注文した「特ロース」が揚げ油に投入されるまでの手際の良い一連の流れを見ることができ、期待が高まります。
浮いてきたパン粉などを丁寧に取り分けながら12~13分ほどで油から引き上げられ、余分な油を除きつつ余熱でお肉を蒸すようにバットに立てかけ、さらに2分ほど待ちます。
そして「サクッ♪サクッ♪」という小気味よい音を奏でながら、ご主人の包丁によって切り分けられていき、そんなこんなで「特ロースかつ定食」の登場。
早速、真ん中のお肉の脂身の方からそのままパクリ。
サクッ、ジュワ~♪
サックサクの素晴らしい食感の衣と、柔らかいお肉から溢れ出す肉汁の旨さと脂身の甘さ。
相変わらずの抜群の揚げ加減でお肉の旨さが引き立ちます。
(ブランド豚の中では、どっちかっていうと「肉の旨み」があっさり目な印象の「林SPF」ですが、今回たまたまでしょうが、これまで食べてきたなかで最も肉の旨みを感じました)
次に備え付けの数種類の岩塩を付けて食べてみると、それぞれ塩の味は違えど、脂身の甘みを引き立ててくれて、メチャクチャ美味しい。
残りはソースと辛子をつけてペロリと完食。
キャベツは太目に切られていますが、瑞々しくてトンカツとの相性が良いです。
豚汁は割とあっさりですが、生姜が強めだったこともあってか、メチャクチャ好みの味でした。
まぁ「檍」なので当然のように、全体的にサイコーに美味しくコスパ抜群なわけですが、初見で真ん中のお肉の脂身周辺に不安を感じた通り、スジ感がやはり残ってて非常にもったいない印象。
というわけで、今回も厳しめですが星4つ★★★★!
とはいえ、こんな素晴らしいトンカツ屋さんが神田界隈にOPENしてくれたことはホントにありがたいので再訪マストです。
いやぁ、また神田のトンカツレベルが上がってくれて嬉しい限りです♪
ご馳走様でした。
訪問時の食べログ★3.13
とんかつ 檍 日本橋店
東京都中央区日本橋室町4-2-10 坂田ビル 1F
03-6265-1980