カツログ「ぽん多 本家」@御徒町:美味しいとんかつの記録

総合評価:★★★☆☆

先週の「とんかつ 山家」に続き、本日も所用で上野に来たので、久しぶりに「ぽん多 本家」でランチ♪

JR山手線「御徒町駅」と東京メトロ銀座線「上野広小路駅」の中間くらいにある重厚な扉が印象的な「ぽん多 本家」。
創業は明治38年とのことなので、誕生から100年を超える老舗中の老舗。

ちょうど12時ごろにお店に到着しましたが、本日はラッキーなことに行列もなかったので、入り口の重厚な扉を開けて、そのまま入店。

入ってすぐのところで消毒を済ませ、案内された1階のカウンターに着席。

すぐにおしぼり、お茶、メニュー表を持ってきてくれたので、そのまま「カツレツ」(2,970円)と「ご飯・赤だし・おしんこ」(550円)を注文。

メニュー表。カツ丼:無、カツカレー:無。
コチラのお店はトンカツで有名ですが、メニュー表を見る限りは、トンカツ屋さんというよりは、洋食屋さんって感じなんですよね。
そういうわけか、ヒレ、ロース、上、特上などのメニューはなく、トンカツは「カツレツ」のみ。
メニュー表(その2:ドリンク)

コチラの「カツレツ」ですが、厳選したロース肉から不要な脂身を切り落とし、一番良質の芯の部分のみを使用しているとのことです。
(ロースの脂身大好きな自分にとってはちょいと残念な気も・・・)

切り落とした脂身がもったいない気もしますが、揚げ油用に牛脂と混ぜて自家製のラードとして無駄なく利用されているようです。

そんなこんなで待つこと12~13分、低温でじっくり揚げられた淡い色の衣を纏った美味しそうな「カツレツ」の登場。

「カツレツ」(2,970円)と「ご飯・赤だし・おしんこ」(550円)
実際にはもう少し白っぽい衣の印象でしたが、写真だと分かりにくいですね。
お肉はほんのりピンク色で、見るからにジューシーで美味しそう。

早速、真ん中のお肉をそのままパクリ。

衣のふんわり、サクサク感はお見事。

そして芯のみを利用したロース肉の柔らかさと旨み、下味の塩のみで十分で、何もつける必要はない美味しさ。

気付けば半分くらいを食べちゃってたので、慌てて備え付けのソースと辛子をつけて、残り半分もペロリと完食。

備え付けのソースと辛子など。

キャベツは細切りなのは良いんだけど、何時間放置してたの?ってくらいに水分が飛んじゃっててかなり残念。

ご飯はちょっと硬めに炊かれていて良い感じ。

お新香はメチャクチャ美味しい。

ナメコの入った赤だしも見た目よりもアッサリの味でGOOD。

ってな感じでキャベツ以外は、全体的にメチャクチャ美味しかったわけです。。。

美味しかったんだけど、、、、、

やっぱり脂身の甘みが物足りないわけで、満を持してロースカツを食べに来たオッサンとしては不完全燃焼な感じは否めませんので、ちょいと厳し目な気もしますが、今回は星3つ★★★!

まぁこれは完全に好みの問題なので、普段からヒレ肉を注文したりする人にとっては、かなりおススメだろうし、それこそ5点満点なんじゃないかな?という気もします。

というわけで、さすがの有名店、って感じでしたが、当分再訪はないかなぁ。
って、毎回思うんですが、1年くらい経つとまた食べに来ちゃってるんですよね苦笑

ご馳走様でした。

訪問時の食べログ★3.85

ぽん多 本家
東京都台東区上野3-23-3
03-3831-2351