カツログ「とんかつ三」@神田:美味しいとんかつの記録

総合評価:★★★★★

なんと二週連続の星5つ!!!!!
というわけで、本日は神田の裏路地にある「とんかつ三」でランチをしてきました。
初めて訪問した時は「へぇーこんなところにトンカツ屋さんがあるんだ、ちょっと入ってみよ」と事前情報もなくての飛び込みでしたが、その美味しさにびっくりして、その後も何度かお邪魔させていただいています。
とはいえ、贔屓目なしに評価をしたく、「丸五」を筆頭としたトンカツの名店を訪問・評価してきて、そして満を持して今回の訪問に至ったわけです。
本日は「ロース定(ニ)」(3,000円)を注文。
こちらのお店は、(イ)⇒(ロ)⇒(ハ)⇒(ニ)という順で、より上質のロースになり、さらにサイズアップしていき、値段が上がっていく、という価格設定です。
こういう価格設定のお店は他でも何度も経験したことがありますが、正直、サイズアップはしなくても良いんだけど、と思いますが、「これだけの良質のお肉をこれだけの大きさで提供できる」というある種お店側の自信でもあったりするわけなので、素直に受け止めるようにしています(太)
こちらも先日の「むさしや」と同じく、ご主人が調理に入る前に、美しくサシの入った生豚肉をドヤッと見せてくれました(笑)
せっかくの機会なので「どこのお肉ですか?」と聞いたところ、ブランド豚とのことですが、銘柄は「企業秘密」とのことで教えてもらえませんでした。残念。
注文を受けてからご主人が丁寧な下処理をし、それから大きく分厚い豚肉をじっくり揚げているため、注文してから待つこと15分くらいでしょうか、赤身はほんのりピンク色で、美味しそうに揚がった「ロース定(ニ)」が登場しました。
早速、一番厚い部分の脂身の方からパクリ。カリッと揚がった衣を感じたのは一瞬、溢れ出る脂の甘み、そして赤身は柔らかいけど豚肉の赤身らしさもしっかりあり、でもそれぞれの味がケンカすることなく口の中で溶けるように混ざり合って、この上ない旨さです。丁寧な下処理のおかげでしょう、スジを感じることも全くありません。
大きく分厚いトンカツですが、結局、ペロリと完食。
小鉢にモズクがあるのも面白く、かなり塩気の利いたなめこ汁も相性が良いです。
というわけで、先日の「むさしや」にも決して劣ることのない、「とんかつ三」の「ロース定(ニ)」も文句なしの星5つ★★★★★!
分かりにくい場所にありますが、今後、間違いなく人気が出ることでしょう。
再訪マストで、今後も通い続けます。
ご馳走様でした。

訪問時の食べログ★3.49

とんかつ三(SUN)
東京都千代田区神田多町2-1
03-3527-1919

神田駅から多町大通りという一方通行の道を歩いてお花屋さんの手前の小さな看板を目印に細い路地に入ります。
細い路地に入ると「とんかつ三(SUN)」と書かれたお店はすぐに見つかります。
「ロース定(ニ)」(3,000円)。モズクの小鉢と塩味の濃いなめこ汁も相性が良いです。
しっかりと衣に覆われたほんのりピンク色の赤身と交互に脂身があり、抜群のハーモニー(旨)
メニュー表。カツ丼:有(かつ重)、カツカレー:無。コスパ良く人気の「かつ重」は卵とじではなく所謂タレカツ丼。