キャリアを考えていると、
どこかのタイミングで出てくるテーマがあります。
それが
会社員を続けるか、フリーランスになるか
という選択です。
近年は、副業やフリーランスの話題も増え、
以前より身近な選択肢になりました。
ただし、このテーマは少し注意が必要です。
SNSやメディアでは、
・自由
・高単価
・場所に縛られない働き方
といった魅力が強調されがちです。
しかし実際には、
向いている人と向いていない人がはっきり分かれる
働き方でもあります。
ここでは、
・フリーランスに向く人の条件
・会社員としてキャリアを伸ばす強み
・現実的なハイブリッド戦略
を整理します。
転職と同じで、
これは「どちらが正しいか」という話ではありません。
どちらが自分の戦略に合うか
という話です。
フリーランス向きの条件(幻想を壊す)
フリーランスに向いている人には、
いくつか共通点があります。
特に重要なのは次の3つです。
・営業できる
・単価が取れる
・継続できる
まず、フリーランスは
会社が仕事を持ってきてくれるわけではありません。
基本的には
自分で仕事を取りに行く
必要があります。
もちろんエージェントやマッチングサービスもありますが、
最終的には
・自分の実績
・信用
・専門性
で選ばれます。
次に重要なのが
単価
です。
フリーランスは、
・社会保険
・福利厚生
・教育環境
などが会社員より弱くなる分、
単価が低いと厳しくなります。
そのため、
市場で希少なスキル
があるかどうかは非常に重要です。
そして3つ目が
継続性
です。
フリーランスは、
・案件が途切れる
・契約が終了する
というリスクがあります。
単発で高単価の仕事を取れることよりも、
継続して仕事を得られるか
の方が、実は重要です。
つまりフリーランスは、
自由な働き方というより
自分の専門性で市場と直接つながる働き方
と言った方が正確です。
会社員向きの条件(強い会社は強い)
一方で、
会社員という働き方にも
大きな強みがあります。
例えば次のような環境です。
・大きな案件に関われる
・育成環境がある
・会社の信用を使える
特に若いうちは、
会社の看板
が大きな武器になります。
個人では関われない規模のプロジェクトや、
大企業との取引も、
会社員であれば経験できます。
また、
・研修
・ナレッジ共有
・先輩からのフィードバック
など、
育成環境
があるのも会社員の大きなメリットです。
そしてもう一つ重要なのが
信用
です。
企業同士の取引では、
・会社の実績
・ブランド
・組織の信用
が意思決定に影響します。
個人では難しい案件でも、
会社の信用を使うことで
経験できる機会があります。
つまり会社員は、
個人では得られない経験を積める環境
でもあります。
ハイブリッド戦略(最も現実的)
ここまで読むと、
「結局どちらが良いのか」
と思うかもしれません。
しかし実際には、
二択で考える必要はありません。
最近は、
ハイブリッド戦略
を取る人も増えています。
例えば、
・副業で小さく試す
・小さく案件を受けてみる
・市場の反応を見る
という形です。
つまり、
いきなり独立しない
という選択です。
会社員として安定した環境を持ちながら、
・自分のスキルが市場で通用するのか
・どんな仕事の需要があるのか
・単価はどのくらいになるのか
を検証します。
この方法のメリットは、
リスクが小さいこと
です。
副業で勝ち筋が見えてきたら、
・副業を広げる
・働き方を調整する
・独立を検討する
といった形で
徐々に寄せていくこともできます。
キャリアは、
一度決めたら戻れないもの
ではありません。
むしろ、
小さく試して、
学びながら修正していく方が
合理的です。
次に読むべき記事
ここまでで、
・会社員
・フリーランス
・ハイブリッド
という選択肢を整理しました。
しかし、どの選択をするにしても
重要なのは
キャリアのゴールをどこに置くか
です。
このシリーズの出発点でもある、
・キャリアは未来から逆算して設計する
という考え方に戻ってみてください。
→ ゴールから逆算するキャリア設計(①)
働き方は手段です。
大事なのは、
10年後にどんな価値を持つ人材になっているか
です。
そこから逆算すると、
今取るべき選択が見えてきます。